台湾のコンビニやスーパーの飲み物売り場を見るのが楽しいです。
ここに可愛いボトルが並んでいますねー!
これ「純萃。喝(ジュンスイホ)」というシリーズ。
コーヒーや紅茶なのですが、私はこのラテやミルクティーが大好き。
今回「純萃。喝(ジュンスイホ)」のラテとミルクティーを飲み比べてみました。
私はスイーツ男子の高校生の次男と感想を言いながら。
また、ストレートの紅茶と中国茶が大好きな長男(25歳)の感想も聞きました。
(コーヒーはほぼ飲まない)
カフェラテ
「純萃。喝(ジュンスイホ)」にはブラックコーヒーもありますが、私はブラックは飲みません。
そこで2種類あるラテを飲みました。
重乳拿鐵(LATTE)
ラテです。
甘くて濃厚。
練乳を入れたベトナムコーヒーの甘さというか、キャラメルを飲んでいるというか。
ただ飲み口は軽い。
紙パックのカフェオレやコーヒー牛乳にも近いかな。
コーヒーを求めていると違う、これはコーヒーではなくて「らて」(それもひらがな)。
以前は台湾に行くと必ず飲んでいたわ。
https://itotanoshi.com/food/26107/
<長男の感想>
クッキーを飲み物にした感じ。
コーヒーが強くはないけどグランドよりコーヒーが主張する。
研磨拿鐵(GROUND LATTE)
研磨ラテ、でいいのでしょうか。
ラテよりもずっとコーヒーの苦さがある。
甘さよりも苦みが感じられるが、甘い。
日本のコンビニで売っているカップの加糖のカフェラテに近いが、乳(ここはあえて”ちち”と言いたい)が50%以上ってこともあり最初はミルク感が強いが、後味に苦味が残る。
<長男の感想>
コーヒーがあまり得意でなくても飲みやすい。
ミルクの主張も強くなくちょうどいい。
カフェラテの感想
普段は無糖のラテを好んで飲んでいるので、研磨ラテの方が好きそうだが、なんか中途半端な気がするので、飲むならガッツリと甘いラテにしちゃうと思う。
ミルク紅茶
ミルクティー(奶茶)は3種類。
ここではあえてミルク紅茶と表記します。
タピオカが入っていたら美味しいだろうなぁというラインナップ。
醇乳奶茶(MILK TEA)
ザ・ミルクティということですね。
甘い。
甘いんだけどきちんと紅茶のコクと香りがするので満足度が高い。
甘さは午後の紅茶のミルクティよりも甘いと思うし、乳(ちち)っぽさは紅茶花伝よりも強いと思う。
これを飲むとこれを欲してしまう、なにか麻薬性がある味かもしれない(笑)
ちょっとフルーティーな紅茶の味という印象を持った。
<長男の感想>
日本のものに比べると甘さ、ミルクの量は多いのでは?
甘めが好きな人は好きだと思う。
伯爵奶茶(EARL GRAY MILK TEA)
アールグレイミルクティーです。
絶対に美味しいでしょ。
ミルクティよりもさらにフルーティーでちょっとオレンジティーっぽさも感じる紅茶の味。
レモンティーにミルクも入れて甘くしたって感じもするかな。
要は柑橘っぽさが強いと言うこと。
(アールグレイはベルガモットで柑橘系の香りをつけているもの)
甘いミルクティだけど、口の中に清涼感が残る。
なぜハングルなのだろうか?
以前、日本語も見つけた。
https://itotanoshi.com/food/38429/
<長男の感想>
そもそもアールグレイ自体が甘めの紅茶。
そこにミルクを入れただけ、のような感じ。
醇香錫蘭奶茶(CREAMY CEYLON MILK TEA)
クリーミーセイロンミルクティー。
あえてクリーミーとついている。
もう、ここまで飲んでくると何が何だか分からず、どれもミルクティーじゃん!と言いたくなるところ(笑)
当然、柑橘っぽさがなく紅茶らしいベース。
どこかで食べたことがある紅茶のキャラメルに近いかな。
すごく紅茶っぽくしているっていう感じ。
これは何語?
ヒンディー語でした〜。
<長男の感想>
セイロンティーの味がよくしており、あまり主張してこないミルクとのバランスが絶妙。
ミルク紅茶の感想
どれを飲むかと言ったら、ノーマルのミルクティー。
一番乳っぽさと甘さを強く感じるが、変な風味が強くなくていい。
他のミルクティー
紅茶ベースのミルクティー以外のミルクティーが3種類。
ちょっと馴染みがないフレーバーです。
茉綠奶茶(GREEN MILK TEA)
グリーンミルクティと書かれています。
この緑色のボトルを見ても、日本人は抹茶ミルクを思うでしょう。
しかし、これ、”茉”は”茉莉花茶(ジャスミンティ)”の”茉”であり、この場合はジャスミン緑茶なのです。
抹茶ミルクと思って飲んではいけません。
香りはさほど強くないものの、飲んだ後に鼻に抜ける風味がジャスミン茶です。
また、舌に緑茶の渋みが残るのを感じるかもしれません。
ただジャスミンの緑茶は無糖で飲む方が好きかな。
とにかく、別の飲み物と思って飲むべし。
ジャスミン茶が苦手ならパスした方がいいかな。
(でも、ちゃんと美味しい)
私は中国茶とミルクと甘いのはとっても相性がいいと思っています。
実際にドリンクスタンドではウーロンミルクティーを好んで飲んでいます。
私個人としてはウーロンミルクティーを販売してほしいと思います。
<長男の感想>
ジャスミンがいい感じに効いてる。
(私がウーロンミルクティーが飲んでみたいと言ったことに対して)
個人的にはウーロン茶とミルクは合わないと思っている。
紅茶の苦味がミルクによって中和されるから美味しいのであって、ウーロンだと味がボケる。
このシリーズのミルクの甘さには合わないので、ウーロンミルクティーは邪道。
(さすが厳しい…)
玫瑰奶茶(ROSE MILK TEA)
ローズミルクティー。
個人的にはどうしてそっちに?と思うテイストなんだけど。
ジュンスイホシリーズはボトルがおしゃれで、誰が言ったのか化粧水の入れ物に形容されていますが。
だからと言ってバラですか?とちょっと言いたい(笑)
もちろん、中国茶にはバラ茶もあり、きっとみなさんお好みなんだと思うんだけど、ただピンク色のボトルを作りたくて、イメージとしてバラにしたんじゃないかと思ってしまう。
で、なぜかタイ語。
わたくし、コスメとかでもバラ香料が苦手なので、これは好んで飲まない。
仮にボトルが欲しくても、だ。
お味はバラ水にミルクを入れて甘くしたもの。
もちろん、バラ水を飲んだことはないけど、口の中がバラバラになるので、想像がつく。
紅茶ベースなので、うっすらと紅茶風味があり、おしゃれな飲み物感を醸し出している。
ヤクルトのバラ版みたいな(←なんだそれ)、つまり乳成分とバラが混ざっているという印象。
<長男の感想>
ローズの味が人工的。
匂いは強いが味はそこまで強くこない。
悪くはないがたくさん飲める味ではない。
玫瑰蜜香奶茶(ROSE HONEY MILK TEA)
バラとハチミツミルクティー。
ここまで広げてきたのかと思ってしまう(笑)
しかし、このボトルがプリティなピンクでこれだけ特別にバラの絵が描かれていて、さらにどういう根拠か日本語で書かれているので、見つけたらテンション上がって手にしてしまうやつでしょう。
ハチミツを使っているのでローズミルクティとは甘みが違います。
ローズミルクティーはバラ水が主張しているのですが、こちらは何が言いたいのか分からない味。
バラ、ハチミツ、ミルク…。
そのままなのですが。
そうね、バラの味のマカロンを食べているかのようです。
バラクッキーとバラクリームを一緒に食べているっていうか。
バラ味の生クリームかアイスクリームを食べているかのようです。
<長男の感想>
基本的にはローズミルクティーと変わらず。
ただ甘みが増した。
”【台湾の飲み物】純萃。喝(ジュンスイホ)ラテとミルクティー8種類飲み比べ” すずめの感想
色々と言ったけど、どれもまずいものではなく、はっきり言って美味しい。
甘くて乳(ちち)いっぱいっていうのが好きならどれもトライしてみてもいいと思う。
ただ、乳製品でお腹がゆるくなる方は間違いなく注意が必要。
そして、明らかに高カロリーです。
ボトルのお洒落さもさることながら、ここまでシリーズ化されているのも日本では珍しいですね。
私はこの強烈な甘さと乳(ちち)を飲むと「台湾に来た!」と感じさせ、ハードな旅行の疲れを癒しています。
すずめの飲みたいランキング
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長男の感想と飲みたいランキング
甘さが日本人的の感覚では強めのシリーズ。
しかし、突拍子もない甘さ、ということがない。
辛かったり、味の濃い目のものを食べた後に少しずつ飲める。
持ち運びしやすいボトルは可愛くていい。
クッキーっぽい飲み物(ラテ)はあんまり得意じゃない。
それならカフェラテ的にはグランドラテのほうがいい。
ローズは日本になかなかないし悪くはないんだけど、たくさんは飲めない。
あと独特な味だから日本人には好き嫌いが分かれそう。
全体的にあまりにも甘いからやっぱり味が濃い目のもののお供にちょうどいい。
もしくは、かえってこれを飲んだ後に鉄観音の焙煎度高いやつとかプーアルが非常に飲みたくなる。
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※ 要冷蔵なので日本への持ち帰りはお勧めしません。個人の責任で行ってください。(要冷蔵の牛乳を常温で持ち帰るようなイメージで思うと良いと思います)