【静岡】河津七滝、滝と七福神を巡るハイキング ~山下りルートなら体力や脚力に自信がなくても見られた!

この夏の締めくくりに夫と伊豆に旅行してきました。
元神奈川県人にとって”ドライブと言ったら伊豆”で日帰りもできるので、若いころはよく遊びに行きました。

今回は温泉ホテルに宿泊して、じっくりと楽しもうということで、河津七滝へ。
大滝への遊歩道の補修が終わり、6年ぶりに7つ全部の滝が見られるなんて、今行くしかないでしょ!

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河津七滝

神奈川でも県央に住んでいたので日帰りドライブでは河津も何度も行ってきますが、大滝を見てループ橋を通って、天城に抜けるというルートでしか行ったことがなく、7つの滝をめぐることができることも知りませんでした。

河津七滝とは…

河津七滝(かわづななだる)は、静岡県賀茂郡河津町を流れる河津川の、約1.5kmの間に存在する7つの滝の総称。河津町観光のメインスポットであり、伊豆半島ジオパークのジオサイトとして指定されている。
七滝は、約2万5000年前に伊豆東部火山群のひとつ「登り尾(のぼりお)南火山」からの溶岩流が谷に流れ込んでつくり出したもので、七滝のうち「えび滝」を除く6つの滝には、厚い溶岩が凝固、収縮してでできる柱状節理が見られる。
初景滝には文豪、川端康成の代表作「伊豆の踊子」のブロンズ像があり、滝祭りのメイン会場ともなっている。七滝沿いには河津七滝温泉の温泉街があり、これらの宿泊施設などでは、以下のそれぞれの滝の名称を部屋名として使用しているところも少なくない。

Wikipedia「河津七滝」より

河津川にはほかにも数々の滝が存在するそうですが、有名どころの7つの滝を「河津七滝」と呼んでいるのですね。
その7つは

1.釜滝(落差22m・幅2m)
2.エビ滝(落差5m・幅3m)
3.蛇滝(落差3m・幅2m)
4.初景滝(落差10m・幅7m)
5.カニ滝(落差2m・幅1m)
6.出合滝(落差2m・幅2m)
7.大滝(落差30m・幅7m)

7つの滝をめぐるハイキングコースがあると知り、せっかくならコンプリートしたいじゃないか!と、ワクワクして行きました。

7つの滝にちなんでか七福神もあり、そちらも巡っていきましょう。

河津七滝 踊子歩道ハイキング

私は渓流や滝を見るのがとても好き。
マイナスイオンをたっぷり浴び、川のせせらぎや滝のとどろく音を聴いていると、いつまでもそこに居続けたくなります。

しかし、滝には落差が必要。

ほとんどの滝は、下から見る。
その方がずっと迫力があるからね。

となると、下に降りなくてはいけない。

すると、上に上る必要もあるわけで…

嫌なんです、上り坂と上り階段が。
しんどいでしょ。

なので、どうにかして楽に滝を見たい、とリサーチしたわけです(笑)

河津七滝観光センターからバスで水垂へ

片道1時間ということは、往復する必要がないということで。
一番上の滝から見れば、基本的には降りていくだけということになる。


河津観光マップ|河津観光HP

遊歩道から滝まで下りるのは仕方がない、上るのも頑張ろう。

車はまず河津七滝観光センターの駐車場に停めます。
無料です。

ここにある東海バスの河津七滝バス停から修善寺行きのバスに乗ります。

バスの本数は少ないので、時間に合わせていきたいところ。

時間が余るときには、先に大滝だけ見に行くのも良いでしょう。

バスに乗ったら整理券を取ります。

すぐにループ橋を走ります。

約10分ほどで水垂バス停に到着。
ここで降ります。
運賃は270円です。

修善寺方面に向かって、通りを渡った方に遊歩道の入り口があります。

案内の看板と自動販売機があります。

私たちはバスに飛び乗ってしまったので、ここで水を購入。
(いろはすが150円、ほかのペットボトルが210円と、お値段はちょっとお高めです)

ここから、ループ橋で上ってきた標高の分を、山を下っていく形で滝を巡りながらハイキングです。

猿田淵

順路に沿っていくと、まずは猿田淵に案内されます。

滝々段々橋を渡ります。

この橋は階段状になっているつり橋。
きちんとしているようでいて、しっかりと揺れます(笑)

怖いことはないのですが、この揺れが気持ち悪く、人によってはバランスをとれないかもしれませんね。

河津七滝は登り尾南火山から流れ出した溶岩が谷の中に流れ込んだことでできています。
猿田淵はその溶岩が磨き上げられ、滑るように川が流れています。

名前は猿田彦命(さるたひこのみこと)という神さまにちなんでいるそう。

標高差はあまりないように感じますが、流れがとても速いです。

滝々段々橋を戻って、滝を目指しましょう。



釜滝

階段を下りていくと釜滝の展望台に出ます。

釜滝はザ・滝という風貌。
滝つぼが釜の底を思わせることからその名前がついています。

この日は水量も申し分なく、素晴らしい姿を見せてくれました。

展望台に立つと、滝からしぶきを浴びることができます。

溶岩が柱のような形をしていて面白いです。

「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」と呼ばれるもので、溶岩が冷えて収縮したためにこのような形になっているのだそう。
特に、この釜滝のものは複雑な形をしているそうです。

流れと音を楽しんでみてください。

釜滝の七福神

毘沙門天です。

展望台の反対側、正面から滝を眺めるところにあります。

滝を見ながら飲む水は美味しいです~
(結構歩いているので、のどが渇きました)

エビ滝

続いてエビ滝です。

言われないと気が付かないけど、言われるとエビの形だ!って思って、日本人のネーミングセンスを面白く思います(笑)

つり橋を渡ると見えます。

ワイヤーが邪魔なのですが(笑)
滝の流れがエビの背びれに似ていることから名づけられています。

ここは登り尾南火山とは別の溶岩流で作られているので、柱状節理を見ることができないのだそう。
溶岩が削り取られていて、さらに古い地層の上を流れているからですって。
なので、この滝はほかの滝に比べて古いものとのことです。

エビ滝の七福神

”エビ”滝ですから、恵比寿さまなのでしょうか。
(海老恵比寿だそうです)

蛇滝

蛇滝へ向かいます。

正面から見ると蛇のように見えないのですが、上流の橋から見ると蛇と名づけられたのがわかるのだそう。

辺りの岩(玄武岩)の模様が蛇のうろこのように見えるのだそうです。

水がとても澄んでいます。

周辺では大きな柱状節理が見られます。

蛇滝の七福神

福禄寿です。

河津七滝 足水処

清らかな流れを横にして、しばらくいい感じで歩いていけます。

水面に木が映り、幻想的な景色。

木の間から太陽が差し込み、きれいな輝き。

緑も美しい。

「あぁ、この水、気持ちいいんだろうなー」
と前世は河童だったのではないかと思うほど水が好きな私は、手を入れたい気持ちをおさえるのに必死(笑)
どこからどうしたら、この清らかな水に触れることができるのだろうか、そればかりを考えて歩いていました。

すると、側溝が。

もちろん、よくあるドブではありません。
川の水を引いているので、キラキラ輝くほどきれいな水。

これは、チャンス!
と手を入れてみました。

ひょーーーーっ!
冷たい!
気持ちいいです。

ここで私はさらに足を入れたい衝動に駆られます。
でも、ちょっと誤ると転んでしまいそうなので、足を入れたいと夫には言えません。
(ほら見たことか…と言われるに決まってる)

手がキンキンに冷たくなるまで水に入れて、それで満足して先に進みました。

すると!
なんかいい感じのところが。

いかにも座ってください、な横木が渡してあるではないか!
上を見ると「足水処」とある。

あぁ、私と同じようなことを思う人がいるんだ…
と、嬉しくなり、当然座りました♪


(手術跡が痛いのでファイテンパワーテープを貼っています

張り切ってクロプトパンツの裾をまくったのですが、そんな心配はいらないくらいの浅い水深だったのが残念。
それでもそれまでの足の疲れが吹っ飛ぶ気持ちよさ。
(贅沢を言ってはいけない、安全が確保されているって考えよう)

水もきれいなので、濡れたままサンダルを履いちゃいます!
風に吹かれて乾いていくのがまた気持ちよかったわー。

初景滝

ここが七滝巡りのメインではないかと思います。

伊豆の踊子の「踊り子と私」の像があり、広い広場になっています。

広場にはベンチがあり、自動販売機もあります。

風が吹くと風鈴の音が聞こえて、いい雰囲気。

伊豆の名水が飲めます。

美味しいですが、思ったよりも冷たくなかった。

足水処の水のほがずっと冷たかったわ。

この初景滝は正面に幅の広い滝があり

右側にも滝があります。

両方を見てみるとこんな感じ。

岩に座って足を入れてみました。

もちろんすごく気持ちがいいんだけど、冷たさは足水処のほうがずーっと冷たかった。
ここは日なただからですね。

のんびりと休憩です。

初景滝の七福神

寿老人です。

大岩成就

初景滝からは舗装された遊歩道になっています。
七滝観光センターから向かうと、初景滝までは歩きやすいということです。

歩いていくと小石がたくさん置いてあります。

河原にある岩に向けて小石を3個投げ、1個でも乗せることができたら願いことが叶うといわれています。
”大願成就”にかけて”大岩成就(だいがんじょうじゅ)。

縁起物です、やってみますよー。

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結構遠いし、的も小さい…

夫がやってみると、ちょっと惜しかった。
夫がちょっと惜しいなら、私ならいけそうだ!と(←わけのわからない自信)、やってみました。

・・・が、全く見当はずれなところに飛んで行っちゃった(笑)

すると、夫のギャンブラー魂に火が付き。
再度挑戦。

100円玉がなくなる3回目の様子を動画に録ってみました。

・・・と。
録ってみるものです。

乗ってはじかれましたぁぁぁ~!

その瞬間はきちんと記録されています。
大願は叶わなくても、”小願”は叶うかしら?

さらに進むともう一か所。
こちらはちょっと簡単そう。
なので、3個の小石を一度に投げ、1個でも乗れば願いが叶うのだそう。

やってみたいところですが、100円がなくなっていました。
今思えば、きちんと岩に手を合わせ、願い事を心で唱えなかったからかなぁ、と。

さらに進むと商店があります。

伊豆にちなんだものもあれば、よくお土産屋さんであるようなお品も、あれこれと置いてあります。
冷やしスイカや五平餅が食べられますよ。

ペットボトルを水で冷やしているよ。

見ているだけで涼しげですね。

建物の横には水車があり、ここで作られた電力はトイレの足元灯に使われているそうです。

また進むと、トイレがあります。

さらに歩くと途中に伊豆の踊りの子の像があり、その先に今度は足湯があります。

温泉いいじゃないのー!とワクワクと足を入れてみると…

とんでもなく熱い!

足裏を付けるのがやっとです。

それだけいいお湯が出ているということでしょうか。

対岸には”秘湯”があります。

さらに進むと左側にお店があるようで、看板が出ています。

ここで足元に気配を感じて見てみると…

蛇がいました!

シマヘビではないかと。

カニ滝

カニ滝は滝つぼの横にカニの甲羅に見えるような柱状節理が見られることから名づけられたそう。

確かにカニの甲羅みたい。

誰が乗せたのか、看板の上の栗が可愛い。

カニ滝の七福神

布袋さまです。

出合滝

遊歩道から滝に向かって小道を入っていくのですが、その手前にお店があります。

ここではしっかりとお食事をとることもできるようです。

私は焼だんごを買って、食べ歩いていきます。

遊歩道から細い道を入っていくと小さな滝があります。

ちょっと足元が良くないところもあるから、気を付けてだんごを食べて(笑)歩きます。

さらに行くと、向こう側からも川が流れてきて

それが出合って大きな滝となっています。

ここに河津川の起点があります。

つまりふたつの川が合わさって河津川になっているのですね。

残念ながらペットボトルが落ちていました。
流れのせいなのか、ずっとその場でクルクルと回っていました。

私のだんごの串は戻ってお店で捨ててもらいましたよ。

出合滝の七福神

”出合う”ということで、縁結びの神様、弁財天です。

恋人の聖地として人気があり、恋愛祈願のハートの絵馬を奉納しています。

美人さんです。

確か弁財天はやきもち焼きさんで、カップルで行くと別れるという通説があったと思ったけど?

搾りたての柑橘果汁をいただく

ネットの情報でも書かれていて、気になっていたのがこのお店。

ニューサマーオレンジと甘夏のジュースが飲めます。
果汁そのまま。

甘夏はカットしたものをプレスして。

ニューサマーオレンジは果肉をスロージューサーで搾ります。

さて、どちらが美味しいでしょうか?
注文する前におじさんに聞いてみました。

すっぱいのは甘夏で

甘いのはニューサマーオレンジです。

色を見るとそう思えない!
オレンジが濃いと甘そうに見えるよね?

甘夏は柑橘の酸っぱさがあります。
ニューサマーオレンジはちょっと梨のような熟成された甘さをほんのりと感じることができます。
(ニューサマーオレンジの旬は6月で、そろそろ終わりなのだそう)

これまで歩いてきた疲れが吹き飛びそう。
何も加えていない果汁なので、とても贅沢ですよね。
合せて500円でした。

大滝

七滝観光センターを通り過ぎて、右に遊歩道の入り口があります。

ここから階段や坂を下っていきます。

ここは天城荘の敷地内で

途中、温泉もあります。

そして、利用者は下に降りることができて、一般の人は右側の展望台へと別れます。

大滝の周りや川の下流には天城荘の外風呂があり、宿泊か入浴のお客さん以外は滝の近くまで行けません。
展望台から眺めるだけなのです。

むむむ、天然のものなのに、いささか不公平感を感じるような…

名前のように落差も幅も確かに大きいのですが、遠いのでその大きさを感じることができないのが残念です。

大滝の七福神

大黒天です。
滝を望むところではなく、遊歩道の入り口、七滝茶屋前にありました。

”【静岡旅行】7つの滝と七福神を巡る河津七滝ハイキング ~山下りルートなら体力や脚力に自信がなくても見られた!” すずめの感想

このルートは水垂から七滝観光センターへ向かう、山を下って河津七滝を巡るのルートです。

やはり水垂から歩くのは正解でした!
初景滝まではかなり山道を下りて行きます。
階段が整備されている部分が多いので歩きやすいですが、それを上ると思ったら絶対にくじけていると思います。

すれ違う皆さんが汗だくで、肩で息をしていました。
(これから先、もっとのぼりがきついよ…と心で思って見送りました。最後のバス通りに出る手前の階段が一番きついと思います)

往復することは考えずに、水垂から降りていくルートをお勧めします!
体力がない40代後半主婦でもつらくなく巡れます。
(最後の大滝から上るのはちょっときつかったけど。それにふくらはぎが筋肉痛になりました)

また、整備された遊歩道からも滝までは足元が悪い小道を通ることもあるので、歩きやすい靴を履いて行った方が良いでしょう。
フラットなサンダルで歩けましたが、つまづいて軽い捻挫をしました。

ベビーカーを押している方もいらっしゃいましたが、どうされたのかしら?
平坦な道で行くと見られるのはカニ滝と初景滝です。


河津七滝マップ 河津町観光協会パンフレット抜粋|我が家の山歩き

七福神があるのは行ってみて知りました。
前もって知っていたら、もっと楽しかったのにー。(←スタンプラリー好き)

後で調べてみると七滝観光協会会員の店でスタンプ台紙を購入できるんですって。
七福神に設置されているスタンプ台でスタンプを押して7か所コンプリートすると、最後に七滝観光協会会員の店で「去七難来七福」のスタンプを押してもらえるのだそう。

これは読んで字のごとく「七つの災難が去り、七つの幸福がやってくる」意味で、ご利益がありそうですよね。

ぶっちゃけた感想

ぶっちゃけて言うと
「足水処が良かったー!」
です(笑)

渓流を眺めるのなら、水を感じたい、河童のわたくしなのです。

滝については大滝がちょっとがっかりかな。
昔は大滝だけを見に行っていたので、すごいと思っていたけど、趣の異なるほかの6つの滝を見てから見ると残念感がある。

コンプリートの感激も薄れちゃうかなぁ。
実際には最後に釜滝を見る方が感動が大きかったかもしれません。

感動と達成感を味わいたいなら、七滝観光センターから水垂まで山登りルートで行かれるとよろしいかと思いますが、私は行きたくない(笑)

水垂バス停から、最後に大滝を見てワサビ漬けを買って

(自家製で冷蔵庫から出して、量ってパック詰めしてくれます。購入したのは「まだ漬けたばかりだから明日から食べて」と言われました)

七滝観光センターに戻るまで

所要時間は約2時間30分でした。

ノンストップでサクサク進めば約1時間かもしれませんが、写真や動画を撮影したりのんびりと過ごしたりしていたので、結構かかりました。
満喫しました!

>> ほかの静岡旅行のお話はこちら
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▼▼▼ 河津に行きたくなったらこちら ▼▼▼
⇒⇒ 河津・七滝ジオサイト | 南から来た火山の贈りもの – 伊豆半島ジオパーク
⇒⇒ 河津七滝の口コミ|トリップアドバイザー(TripAdvisor)

⇒⇒ 天城荘の口コミ|トリップアドバイザー(TripAdvisor)

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by カエレバ

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