【マカオ】マカオの關閘から中国珠海の洪北口岸へ歩いて国境を越えてお買い物(2017年8月)

マカオへは日本からだと香港から船で行くのがまだ一般的なようですが、マカオ自体は中国と接しています。
この国境(マカオの正式名称は”中華人民共和國澳門特別行政區”であり厳密には国境ではないのかな)を越えるのはいとも簡単。

私たち日本人は国境が必然的に海となるので、国境を越えるというのはかなり特別感があるんですよね。
陸路でマカオ、中国間を越境したお話をしましょう。

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ペンとパスポートがあれば簡単に中国に入国できる

2009年にマカオへ行ったときに「ペンとパスポートがあれば簡単に中国に入国できる」と書かれていたのを見て、行ってみたくなっていた私は、密かにマカオ観光の行程の中に中国への入国を入れていました。

その日は朝からタイパへ行き、そこからタクシーで国境ゲートのある關閘(ぐぁんじゃー)へ。
そして皆さんの流れに沿って出国手続きをして、入国カードを記入し、入国ゲートへ。
あとは入国ゲートを通るだけ、というところで、公安に呼ばれて別のゲートへ行きました。

そこで、体温検査。
37.4度だ。
何度計っても私の体温が37度をちょっと超えてしまう。

強面の中国公安の皆さんに囲まれて、夫も嫌そうな顔。
それでも私が「中国に行きたい」というのに負けて、英語が通じる人に説明をしてくれて。
香港経由でマカオに来ていて、日帰りで中国に行きたいんだと。

どうも当時は新型インフルエンザSARS(サーズ)が香港で猛威を振るった後で、香港経由の外国人がマークされていたみたい。

最後に偉そうな人が水銀の体温計を持ってきて、改めて計測し、頭をひねりながらもOKしてくれて晴れて入国できることになりました!
(多分、37度は超えていたと思う)

実際の私はというと、全く元気で、どちらかというとテンションが上がってしまって体温が高かったのではないかと(笑)
子どものようだと笑われました。
これは一生夫に言われ続けることでしょう。

初めての中国は強烈だった

確かにペンとパスポートだけ持っていれば入国できたのですが、まさかの体温チェックで、ドキドキヒヤヒヤしました。

やっとの思いで入国して見た景色は、香港やマカオのようなごちゃごちゃした街ではなく、ン万人が一斉に太極拳をすることができるのではないかと思うような、ただ広い広場。

あぁ、天安門広場ってこういう広場なんだーと、(実際に行ってみた後では全く比べものにもならないんだけど)その時はそんなことを思った。

これぞ、中国なんだ、と。

そして、地下へと通じる広い階段。
その地下街が、すごかった。

小さな店が並び、どこまでも続いている。
あの広場の下だけではないのではないかと思えるほどの面積。

そこには考えられないほどお手頃な価格のアパレルやファッショングッズ(多くは語りません)が陳列され、買い物好きな私たち夫婦は残してきた子どもたちにお土産を買いまくりましたよ。

こんな買い物パラダイスがあるなんて…と。
「あぁ、この店は○○ちゃんが喜びそう」
「これ、○○ちゃんなら買うだろうな」
いつか、子どもたちを連れて来たいと思いました。

駅前にある(と言っても数分歩く)デパートと書店を覗き、ファミレスのような店でラーメンとコーラのセットを食べて、マカオに戻りました。

戻るのはあっけないくらいすんなりでした。

中国語を勉強している娘を連れて再訪

さて、マカオというとこの珠海の洪北へ行ったことが思い出になり、いつかまた行きたいと思っていました。
今回の旅行でそれが実現することに。

一緒に行っていた長男はどうしても1日で世界遺産を全部回りたいというので別行動。

楽しみにしていた娘はセブ島から香港に到着すると体調を崩してしまい、寝込んでしまいました。
でも「どうしても中国に行きたい!」「陸路で越境してみたい!」とテンションを上げて(私と似ている?笑)、すっかり元気になり、行ってみることに。

まずは国境ゲートがある關閘へ

マカオの主要ホテルからは關閘行きのシャトルバスが出ています。
フェリーターミナルよりも大型のバスが何本も出ているので、やはり大陸からのお客さんの数の多さを感じます。

もしくはセナド広場前の道などには關閘行きの路線バスも通っています。

私たちは聖ポール天主堂跡のふもとのスタバの並び、許留山前のタクシー乗り場からタクシーに乗りました。

このタクシーの運転手さんは香港出身の人。
娘の普通語(北京語)にも快く応えてくれて、普通語で会話をしてくれました。
また、娘が勉強中の広東語の話もしたりして、和やかな車内でした。

しかし、運転手さんのお話によると、大陸の方々のマナーなどはやはり気になるらしく、それでも自分たちは彼らのおかげで生活ができているから仕方がない、というニュアンスでした。

まさに、現在マカオは中国大陸の人々によって支えられているのだという生の声を聞きましたね。

あとは、航空券が安いから韓国人が多いのだそう。

日本人の印象はとても良いようです。
ただ流暢に中国語を話す日本人は珍しいみたいです。

さて、そうこうするうちに關閘に到着です。

マカオの關閘から中国珠海の拱北口岸へ

今回、娘の体調が優れていなかったので、ぶっちゃけ体温検査があったらアウトかもしれないという恐れがありました。
「ペンとパスポートがあれば簡単に中国に入国」なはずなんだけど、そこは国境ですから、簡単には出入りできないと覚悟をしていないといけません。

それでも娘は行くだけ行きたいというので、行ってみます!
(きっと引っかかっても娘が中国語で対抗してくれる安心感もあり。検疫はあるので持ち込み不可なものには注意を!)

關閘の建物の前には立派なロータリーがあり、タクシーやシャトルバスが所狭しと行き来しています。
周りには両替屋さんが多いです。

タクシーを降りるとすでに人々が建物に吸い込まれていくように歩いていきます。
その様子を見た娘は「”ネズミの国”のアトラクションに乗る人たちみたい!」と。

そのまま3列あるエスカレーターに乗り、

カクカクと何回か角をを曲がりながら、みんなでぞろぞろと歩いていきます。

その人たちの中には自転車に乗っている人、それもスポーティーなものではなくママチャリだったり、大きな荷物をくくり付けいていたリ。
また、カートに荷物を積み上げて引いている人、電動カートに乗ったお年寄りまでいます。

珠海あたりの人々は買い物にくるらしいけど、香港マカオに観光に来ている大陸の方も多いです。
洪北を入り口にして、さらに何時間もかけて自分の地元に帰ります。

マカオの出国ゲートを通過します。
(ここから撮影は不可です)
マカオは現在、入出国のスタンプがなくなったので、あっさりです。

(マカオ入国の際にこの紙をくれます)

マカオを出国した実感はあまりなく、またそのままアトラクションの行列のごとく通路を歩いていきます。

ここにはお酒とたばこがメインの免税店があります。
日本人の感覚で言うと、さながら飛行機の機内のような部分になりますね。
そして、繁体字から簡体字を見るようになります。

特別、国境の線などはない様子。
誰も「いっせーのせっ!」って国境をまたいだりしていません。
(↑実はやってみたかったりする)

続いて中国側のゲートがあります。
中国入国には入国カードが必要なので、記入します。
ここで、ペンが必要となるわけです。
もちろん、カードと一緒に置いてありますが。

さて、ここが鬼門です。
私の過去の経験からすると、ここで引っかかります。

しかし、ここでもあっさりと通過。

多少、顔をじろじろと見られますが(まぁ、通常通りです)、台湾入国のように指を機械に読み込ませることもなく終わります。
(昨年台湾のビザを取得していた娘は、居留証を持っていないのかと聞かれたらしいけど)

晴れて、中国大陸の地を踏むわけです!

が、やっぱりテーマパークのアトラクションを終わって、ぞろぞろと外に吐き出されていくかのように屋外に出ます。

中国珠海の拱北口岸は中国らしくない?

洪北(ごんべい)口岸は、以前と同じようにただただ広い広場でした。
違っていたのは、セブンイレブンができていたこと!

ちょっとイルミネーションが派手になったことでしょうか。

また、建物や柵の周りにいた物乞いがいなかったように思います。
たまたまかもしれませんが、以前は子ども連れの女性もいて、数の多さに衝撃を受けました。

洪北に来たらいかなくちゃいけない、地下街へ。

吸い込まれるように降りて行きましょう。
そこには”PORT PLAZA(珠海口岸购物广场)”という洒落た名前がついていました。

わりと身なりのきちんとした人があふれ、活気があり、暗くてダサい印象の中国とはかけ離れています。
以前にはなかった台湾資本の飲食店もあるくらい。
ずいぶんと垢ぬけた印象があります。

もちろん、アパレルやファッショングッズのお店もあります。
(正しいものも正しくないものもありますから、きちんと見極めてください)

スマホのお店もあります。

また、マッサージ店

ネイルなどの美容のお店もにぎわっています。

正面の奥は百貨店になっているようでした。

エスカレーターを降りて正面には美味しそうな焼き立てパン屋さん(行列ができている)

右側には飲食店が、左側には両替店とファッション系のお店が多いようです。

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そうですねぇ、私のイメージでは規模の大きな横浜西口のダイヤモンド地下街みたい。
そこが中国とは思えないんですよ。
(てか、そもそも中国の印象がどうなのかって話ですが…、もっと暗くて、もっとすごく社会主義っぽい感じじゃないかと思います)

不愛想な店員もいるけど、感じよく接客する店員も多くいます。
てきぱき働いています。

私の勝手な推測と偏見ですが、農村地帯などの貧しい生活をされているような方々から見たら、眩しすぎるのではないかと。
別天地に見えるだろうなぁと思うくらい、日本人から見ても普通に”横浜西口ダイヤモンド地下街”でした(笑)

一見しただけでは、娘にとって何ら特別な地下街に思えなかったくらいです。

自動で扉が開くゴミ箱に驚いたわ。

買い物と両替

とは言ってもここは中国。
別の国です。

軽い気持ちで入国してきたので、中国元を持っていません。

やっぱり中国元と銀聯カード

娘がファッショングッズを購入したのですが、そのお店では中国元だけでなく、香港ドルや日本円も使えました。
(ファッショングッズのお店は両替商を兼ねているところもありました)
よって、日本円でお支払い。

このようなお店では値段の話をするときに、香港ドルなのか中国元なのかをきちんと確認すること。
娘が購入したものはひとつは香港ドルでの金額提示、ひとつは中国元での金額提示でした。
それをまとめて日本円で支払い。

その際にスマホの換金電卓アプリが役に立ちました。
オフラインでも使えます(最後にオンラインで使った最新レートが適応されますが、それほど大きな差はないでしょう)

例えば中国の人民元で数字を入れてイコールを押すと

登録してある国のレートで計算した金額が表示されます。

⇒⇒ Currencyを App Store で
⇒⇒ Currency – Google Play の Android アプリ

実際にお互いに見ながら金額の確認をします。
言葉が通じなければ筆談や、同じく翻訳アプリできちんと確認を取りましょう。

文字をタイプする、写真を撮る、音声入力すると

翻訳されます。
もちろん、音声も出ますし、シェアしたりテキストのコピーもできます。

⇒⇒ Naver Papago翻訳を App Store で
⇒⇒ Naver Papago翻訳 – Google Play の Android アプリ

(これらアプリは実際に台湾留学していた娘が重宝していたもの。見やすく使いやすいです。中国語翻訳はGoogleよりも良いです。が、現在繁体字はありません。繁体字圏でも音声は通じます)

香港ドルは「港幣(がんびー)」、中国元は「人民幣(れんみんびー)」、日本円は「日元(りーゆぇん)」または「日幣(りーびー)」です。
(マカオでは等価で香港ドルが使えて、お釣りも香港ドルだったのでマカオパタカを手にしませんでした→固定相場制)

喉が渇き、それまで香港やマカオでは見かけなかった娘行きつけの台湾のドリンクスタンドがあったので、購入することに。

感じの良いお姉さんに香港ドルは使えるか尋ねると、NOでした。
では、クレジットカードは使えるか尋ねると、YES。
しかし、JCBカードやVISAカードを提示すると頭をひねるのです。

そう、彼女たちにとってクレジットカードと言ったら、銀聯カードなのです。
ほかのカードを見たことがないようでした。

もうひとつのドリンクスタンドにも聞きましたが、やはり中国元オンリー、銀聯カードオンリーでした。

さらに、地上の広場にあるセブンイレブンでレジ横のおでんのようなものを眺めていると、お店のお兄さんに声をかけられました。
中国元しか使えないことがわかり、持っていないことを伝えると、隣に両替店があるから両替しておいで、と言われました。

まぁ、そのあたりのやり取りはよくあることなのでしょう。
感じよく対応してくれました。

セブンイレブンにはスタバの瓶入りコーヒーがあったり

K-POPアイドルの写真のついたドリンクがあったり

中国ならではのおつまみがあったり

ひと口分のキムチがあったり

見ていて楽しいです。

中国元への両替は?

結局私たちは中国へ行ったものの、中国元を手にすることなく帰りました。

マカオの關閘や出国後の通路、また、この地下街の中や地上のセブンイレブンの隣に両替店があります。

以前、行ったときにはマカオで香港ドルから両替をして、中国元で買い物や飲食をしました。

マカオのタクシーの運転手さんのお話では、マカオの両替店を勧める、と。
もちろん、洪北にもあるけど勧めないと言うのです。
良くない、と。

行ってみてわかったのは、地下街に降りて左側に”○○商行”と書かれた窓口がずらっと並んでいるのですが、それが両替店で、便利かと思いきや両替のレートが表示されていないのです。

なので、完全言い値っぽい。
ふっかけられることもあるということ。
運転手さんはそれを言っていたのだと気づきました。

ちなみにセブンイレブンの隣の両替店はレートが掲げてありました。

ある程度予算が決まっているのならマカオで両替をしていくことをお勧めします。

”【マカオ旅行】マカオの關閘から中国珠海の洪北口岸へ歩いて国境を越えてお買い物” すずめの感想

大学で中国語を専攻している娘は、台湾好きが高じての中国語なので、実は中国大陸に行ったことがありません。
今回、”陸路で越境”と”中国大陸へ行く”、ふたつの初体験をしたのです。

この洪北で出会った中国人は感じの良い人が多く、娘の普通語もすんなりと通じ大感激でした!
また、これまであまり良く思っていなかった中国大陸の印象が少し変わったようです。

週末には日本人も多く来るらしく、こちらの方々は外国人慣れしている感じです。
国境を接していると言っても、マカオの方々は広東語かポルトガル語を話す方も多いし、韓国人も多いので、問題ないでしょう。

マカオと中国を行き来する人々を見るだけでも、”世界”を感じることができますよ。
(マカオ人は物価の安い洪北に買い出しに行きます。今は”往来港澳通行証”というカードを持っているので越境のハードルが低くなったようで、本当に皆さんがラフに行き来しているのが日本人からしたら意外に思います)

プロパガンダを見るとやっぱり中国だな、と思うよ。

半日もあれば遊んで帰れます。
マカオ観光のひとつに、ぜひ陸路で越境をして、中国の一面を見てみてはいいかがでしょうか?

ちなみに帰りは關閘から、目的地やホテルの近くにある大きなホテルのシャトルバスに乗ると便利です。
宿泊かどうかはノーチェックですから。

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>> ほかのセブ・香港・マカオ旅行2017のお話はこちら
>> ほかのマカオのお話はこちら

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【マカオ】マカオの關閘から中国珠海の洪北口岸へ歩いて国境を越えてお買い物(2017年8月)
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