子どもを台湾の大学に留学させていて、聞かれたことにイッキに答えてみた

我が家の2番目の子、このブログにもたびたび登場する娘は、昨年8月から今年の3月まで台湾は台北市内の大学に留学していました。

「留学している」というと、色んなことを聞かれるんですよ。
そこで、ここで一気にお答えしようかと。

スポンサーリンク

どうして台湾なの?

台湾が好きだから
全てはこれです。

私が深夜に観ていたアニメ番組の原作コミックが、台湾で実写ドラマになっていると知り、動画サイトで見つけてあまりにも面白いので、DVDを借りてきて娘に見せたんです。
やっぱりそこは母娘(笑)
見事にハマって、それから台湾アイドルに入れ込んで、「じゃあ、台湾に行ってみよう!」と台湾に行って。

すっかり台湾が大好きになっちゃったのです♡

それが中学生の頃。
それからずっと”台湾好き”を名乗っていました。
(高校ではあだ名になっていました)

大学への進学を考えた時に、「将来台湾に住みたい、台湾で仕事したい」と中国語を勉強するにあたり台湾に理解のある今の大学の中国語学科へ決めたのです。
この大学では台湾の大学への留学の機会がある、それが一番の決め手でした。

もう、台湾が大好きでたまらないのです。

温かい気候と温かい人柄。
ちょっと昭和の下町を思わせる街並みと気質。
そんなところが見事に娘にマッチしてしまったわけです。

留学費用はどのくらい?

今回の留学は2年生の後期の単位として認定されます。
大学の海外留学プログラムのうちの長期研修プログラムというものです。

参加にあたり出願の資格や選考がありました。
そして無事に留学を終えることが前提です。
(そのために成人式には帰国しませんでした)

日本の大学にいつもと同じうように学費を払っています。
今回の留学に関して、台湾の大学の学費は不要。
奨学金として負担してくれているのですが、要は大学の後期の授業料から賄えられているという感じ。

別に渡航費、保険、寮費などがかかりました。
あと、寮の部屋ごとに冷房費なんてのが実費でかかり、節約のために冷房費を払わずに、冷房を入れない部屋もあったみたい(笑)

参考(おおよその金額)
・航空券 60,000円
・ビザ申請料(健康診断)など 30,000円
・保険料 70,000円
・寮費 70,000円

毎月の生活費はどうしているの?

VISAのデビットカードを持たせているので、日本で日本円をその口座に入金します。
台湾ではそのカードで台湾元を引き出せるから便利。

すでに三菱東京UFJ銀行に口座を持っていたので、発行の手続きが簡単にできる三菱東京UFJ銀行のデビットカードです。
15歳以上(中学生は除く)から作れるので、クレジットカードが持てなくても作れます。
⇒⇒ 三菱東京UFJ銀行 VISAデビット

入出金の明細はネットで確認できます。

毎月の仕送りは基本は4万円。

日本にいると大学までの交通費で1か月1万円ほどかかるので、食費などを考えたらもしかして仕送りしていた方がお金がかからなかったかも。
物価が安いのが何より有り難いわね。
(留学前に自分のお金を貯めておかなかったので、本当に仕送りだけが頼りだった)

校外学習や検定試験の費用などは別途、その都度おおよその金額の日本円を入金。

それにお年玉などの臨時お小遣いがあればそれを入金。
時々、お父さんからお小遣いをもらっていた様子です。

大学に到着してすぐにチューターの学生と、生活用品を買いに行きます。
そこでの一番の出費が、布団一式。

(帰国の際には置いて帰ってきているので、レンタルでもいいのに…と思うのですが)
他にもその日から生活するために必要なものを買って、20,000円くらいかかったようです。

また、留学後1週間ほどで私たちが台湾に行っているので、その際にも足りない日用品を買ってあげました。

女子はこういうものにお金がかかるよね。

留学当初は毎日夜市に行って、食べたいものを食べたいだけ食べていたようで、いくら食費が安い台湾と言っても結構な食費になってしまったよう。
また、夏休み中でお付き合いのお食事も。

しばらく慣れてくると、体重の増加も気になり、大学の食堂でお惣菜を買ったり、地元の市場の果物屋さんでカットフルーツを買ったりと、すっかり地元民の生活になってきて、食費も抑えられるように。

勉強が大変になると毎日町に行く時間が惜しくなり、今度はスーパーやコンビニで肉まんなどの冷凍や冷蔵品を買ってきてストックしておき、キッチンの電鍋で温めて食べたり、スパゲティを買ってきて、電子レンジで茹でられる容器で調理して食べていたみたい。

日本で食べているようなポテト菓子やおせんべいがとても高く、途中で1回お菓子とカップ麺を送りました。
また、年末に私が行くときに、パスタソースを持って行きました。
バジルと明太子がないんだとか。

台湾は日本に比べて食費と交通費が安いと言われています。
バスを活用すると、どこまででも安く行けます。
日本では考えられないけど、タクシーも割と頻繁に乗っていた様子。

夏から行って、いくら温暖な台湾と言っても旧正月の頃にはコートが必要になり、少し冬物衣料を購入したようですが、その頃には安いお店や安く買う方法を知っていたので、日本では考えられないようなお値段で揃えていたようです。
>> 【台湾旅行】服飾の問屋街、五分埔服飾広場服飾へ

日本ではユニクロが安いから、と言ってユニクロに行くとビックリなお値段。
夜市や衣料品の市場で購入します。

どんな生活をしていたの?

娘の留学先の大学のキャンパスは台北市内で、台北駅からMRTで1本。
さらにバスに乗って行く立地です。
慣れてくると自転車をレンタルして、最寄りの駅や台北の中心地までも行ってました。

キャンパスの中にある寮で生活です。
(同級生で北京に留学した子は、ホテル住まいだったそう)
女子寮で8人部屋。
ルームメイトは台湾人の本科の学生や台湾や中華圏(中国、香港、マカオ)の日本語学科の学生となります。
日本人はひとり。

パーソナルスペースは机やロッカーの上がベッドになっている部分。
(あまりにも散らかっていて写真が撮れなかった)

トイレ、シャワーは共用。

テレビのある談話室のようなスペースと、キッチンがあります。

授業はすぐ近くの別棟で受けます。
娘の大学と、もうひとつの大学の学生たちで中国語を学ぶ”華語班”というクラスができています。
中国語だけではなく中国語で英語の授業も受けていました。

キャンパス内には食堂やマクドナルド、ファミリーマート、大学の売店、郵便局もあります。

が、山の中のキャンパスで寮が一番上にあるので、その棟に行くのは楽々だけど帰りがしんどそう(笑)

寮ではデリバリーを頼めるので、よく宅配ピザ(日本よりずっとお安い)やタピオカドリンクを配達してもらっていたよう。
>> タピオカドリンクのお話し

オープンスペースで深夜にピザパーティーをしたり、ダンスの練習をしたり、グラウンドで運動したりバスケットをしたり、皆さん気ままに過ごしていて、とてもいい環境。

山のふもとのキャンパスの入口には警備員さんが常駐。
路線バスは入口までですが、タクシーや許可された車は寮の前まで入れるので、深夜の帰宅でも安心です。

台風の時

娘は1年の夏の短期留学でも台風に遭い、今回の留学でも何回か台風に遭いました。

台風が来る前日に各市町村の政府がその地域の次の日の仕事や学校の有無を決定します。
颱風假(タイフォンジャー)、学生は授業が休みになるから大喜び。

そして、停電断水に備えて、普段見せないくらい俊敏に動き出すそうです。

その様子はこちら。
>> 【台湾生活】台風「梅姬(台風17号)」直撃! 颱風假(台風休み)になりました
>> 【台湾生活】マジでビビった台湾人@台風編

春節の時

春節(旧正月)は授業がお休み。
延べ3週間の長い休みになりました。

娘は前半と後半の1週間ずつは台北の旅行会社でのインターンシップがありました。
会社の方々にリアルな春節の迎え方を過ごさせてもらって、貴重な経験になったようです。
(大学の規則で、台湾からは出られません)

他はチューターのお家に泊まらせてもらったり、友だちと離島に旅行していました。

スポンサーリンク

主に皆さん実家に帰られる。
大学の寮に残っている学生のために、学長がお年玉袋「紅包」をくださったそうです。

貴重な経験ができました。

子どもがいなくて寂しくない?

意外とこれを聞かれるんですよねー。

いやぁ、全然寂しくない!

かえって家の中が静かでいい(笑)
それに帰りが遅いとか、化粧が濃いだとか、今日は薄着で出かけたから寒そうだ、とか、そういう毎日の心配事がないのがすっきりしていていい(笑)

というのは、まぁ、置いておいて…

正直言って寂しくはないです。
毎日早朝から深夜まで家を空けているのと変わらないかもしれない感覚。
そういう大学生っているよね?

もともと私はドライなのですが。
でも、今はLINEがあるので、リアルタイムに様子を伺うことができます。
ある日には私が台湾映画を見たとSNSに投稿したら、「感想を語り合いたかった!」と言ってLINEで2時間以上長話をしたことも。

困ったことがあるとあれこれとLINEしてきました。
>> LINEがとても便利すぎて娘が3週間台湾留学している間、母はコールセンターとなった(留学中の困ったことと思い出)

ひとりで買い物をしているときにもLINE通話していて、話の途中で店員さんと会話していているのを聞かされていたり。
ビデオ通話で家族全員と顔を合わせることもできるし。

普通に一人暮らししているだけの感覚です。
全然、寂しくないです。

親が寂しいからって、子どもが夢に向かっている気持ちを邪魔してはいけないよね。
私も台湾が好きです。
娘の夢が叶うことが私の夢でもあるからというのもあって、寂しさを感じないのかもしれません。

海外の生活って心配じゃない?

治安の面での心配というのなら、ありません。
それは台湾が安心というのではなくて、娘本人も私たちも実際に行って知っているからです。

そういう意味で、すでに自分も行っているところというのは様子がわかるので、心配の度合いは低くなりますね。

また、大学からひとりずつ台湾人のチューターがつくので、安心です。
一緒に出掛けたりすることで町の治安状況を知ることができると思います。

もしも心配だというのであれば、実際に見に行くのも良いでしょう。

台湾なら、ちょっとの休みで行くことができますね。
ご両親が訪ねて来る子も多いらしいです。

長男の同級生のママは、息子がイギリスに留学するのをとても嫌がっていました。
理由は「心配だから」。
「じゃあ、一緒に行ってみればいいじゃん」
と私たち仲間で言いました。

「寂しくなるから」
とも言いました。
ひとりっ子の大学生です。
それもどうかなーと、私は思ってしまいますが。
そこで、私たちで強引にLINEを始めさせました。

「スマホだって使いこなせてないのに、LINEなんてできない!」
と、とても嫌がりましたが。
留学してみると、LINEが大活躍だったようです。

「毎日きちんと生活しているか」のような心配は、LINEが解消してくれたみたいです。

語学の習得はできるの?

海外留学。
ただただ遊ぶだけで全然語学が習得できなかったとか、聞きますよね。

こればかりは意識の問題だと思います。

有り難いことに中国語圏の学生と同室なので、どうしても会話をしなくてはいけません。
日本語学科が有名な大学なので日本語学習をしている学生も多いのですが、娘はなるべく日本語学科ではない学生とも交流するようにしていたようです。

なので、台湾で仲良くなった人は、日本語ができる人と、できない人が半々くらい。
それでも会話やLINEなどは中国語でするように意識していた様子。

日本人なので漢字がわかるから、なんとなくコミュニケーションは取れるのですが、意識的に声に出すようにしていたようです。
筆談で済ませずに、漢字の読み方をスマホアプリで調べて、実際に話してみる。
わからない言葉はわからないと言って、何度も言ってもらったり説明してもらったり。

滞在中に行われる台湾版の中国語検定「華語文能力測検」を受けたり、大学で主催されるスピーチコンテストに参加したりと、自分でどんどん中国語を使う機会を増やして。

電話も臆せずにできるようになると、語学の習得はもちろん、台湾での生活がもっと深いものになれます。
買い物に行く前に商品があるか問い合わせたり、お店の予約をしたり。

中国語を話すこと、書くことがとても楽しく、留学していることを最大限に楽しみ活用していたと思います。

台湾の人々は言葉ができなくてもわかろうとしてくれます。
私はどうしても上手に話せないといけないと思って、言葉を口に出せません。
それでは話せるようになるどころか、台湾生活を真に楽しめないのではないかと。

大学の食堂で働く女性と仲良くなったそうですが、その方に言われたそうです。
「日本人は言葉の間違いを指摘すると、それから話さなくなる。○○(娘)はそれでもどんどん話してくるから、今までの日本人留学生の中で一番中国語が話せる」
留学最後にはこの女性にごちそうになりました。

1月に台北に遊びにった次男が、この娘の語学力に強く影響を受けました。
外国語を話せるようになりたい、留学をしたい、と強く思うようになり、この春入学する高校で英語の勉強を頑張ろうと決意したよう。

実際に娘に感想を聞いてみました。

「中国語留学=中国」
ってなるけど、中国語の習得のために台湾を選ぶメリットがあると思います。

台湾人特有の人懐こさと優しさのおかげで、多くの友人を作ることができます。
困ったことがあれば助けてくれますし、一緒に遊びに行ったりして過ごすことで語学上達にもつながります。
学習した言葉を実際に生活の中で使うことで体に染みついていくのです。

台湾留学では一生ものの友達だちができ、かけがえのないたくさんの思い出を作ることができました。
人とのつながりによって語学上達ができたのだと思います。

>> 中国語が上達する秘訣を中国語専攻の娘を見て考えた

”子どもを台湾の大学に留学させていて、聞かれたことにイッキに答えてみた” すずめの感想

帰国して、娘に聞いてみた。
「中国語をしゃべれるって胸を張って言える?」
と。

語学ってちょっとの勉強くらいでは「話せる」とは言えないよね。
何をもってして、話せるとするのかも問題。

娘の答えはYES。

わからない言葉があっても聞き返して理解できる。
伝えたいことがあったら、自分の語彙で何とか伝えられる。
そんな自信があるのでしょう。

東京で友人と歩いていて
「今の人たちが話している中国語わかるの?」
と通りがかりに聞こえた中国語に対して質問してくるそうです。

さすがにその気になって聞いていないと聞き取れないようですが。
これから東京の街で困っている人がいたら声をかけてあげることができるでしょう。
台湾で多くの人たちに助けてもらったように、日本でも力になってあげてほしいな、と思います。

語学って学問ではなくて、人と人とのつながりなのですね。
それを実感できる台湾留学だったと思います。

>> 他の台湾留学のお話はこちら
>> 台湾旅行のお話はこちら

留学ジャーナル別冊2017-2018 学生・社会人のための大学・大学院留学 徹底ガイド
by カエレバ

スポンサーリンク
子どもを台湾の大学に留学させていて、聞かれたことにイッキに答えてみた
この記事をお届けした
日々、いと楽し。- 自由が丘主婦の口コミレビューブログの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!

この記事が良かったらシェアしてね

このブログが良かったらフォローしてね