『交換日記』は哲学も爆笑もあるFAXの交換日記! ※追記あり

交換日記』読みました。

⇒⇒ 紀伊國屋書店でのお買い物  3月28日渋谷店

集中して読みたかったので
(家にいるとメールが来たり、家事が気になったり、
眠たくなったり、他の誘惑が多い)
病院の待ち時間に読もうと思って持って行って、
案の定2時間待ったので、
3分の2は読み終わりました。

ページ数は多いけれど、
軽いので持っていても苦になりません。
帰りの電車で一気読みして、読み終わりました。

この『交換日記』は台湾のマンガ家の女性が
「ねぇ、交換日記やらない?
でさ、そのまま本にしちゃおうよ……」
という一言から始まっています。

二人は特別仲良しだったわけではありません。

始めたのは98年。
98年と言えばもう、結構の人が携帯電話を持っていて、
メールをしていたと思う。

そんな時にFAXでの交換日記。

私も、そうね、
15、6年前はFAXバリバリだったように思う。
長男が幼稚園の頃は
友だちとの連絡はFAXで
くだらないことから、
子育ての悩み、
料理のレシピまで、
懸命に書いて送ったっけ。

それにバラエティショップや
文具店に行くと
そりゃあ、沢山の種類のFAX用紙ってのが売っていて、
それが、可愛いのなんのって!
たくさん書きたい時は
しっかり罫線がついていて、可愛いもの。
ちょっとの時は
絵がドドーンと描かれているもの。
そんな楽しみもあったなぁ。

手が痛くなるほど
あれこれと書いた。

ピーって届くと嬉しかったなぁ。

FAXってね、
手紙を書くように
一旦書いてから、また客観的に(いや冷静に?)
読み直すことが出来る。
本人の字で書かれるから
温かみがあったり、感情が表れたりする。

で、今のメールのように
送ったらすぐに先方に届く。
手紙のように1日、2日待たなくても良い。

両方の良さがあるよね。

なんとミャオが日本に旅行した時に
新宿アルタ前のウェブカメラに映った姿を
リアルタイムに
台湾でメイイーが見るという
芸当?を行った。

まぁ、メールならもっと簡潔にできるんだけど、
そこに至るまでのやり取りが面白い。

マンガ家であると言うことで
絵を描くことができるので、
ビジュアルで訴えることが出来る。
(決して上手い絵ではないけれど、ゆるーくてアジがある)

メイイーが台湾の仮装大賞の審査員になって
他の人とは比べようもないくらいの
へんちくりんな仮装をさせられた絵!
病院の待合室で笑いを堪えるのが辛くて、辛くて…

その後のミャオのお返事を読んで
また、ミャオと同じように
笑い転げたくなる衝動を抑えるのに必死だった!!!
(実際に笑い転げている様子が絵で描かれている!)
ここが家のベッドの上だったら、どんなに良かったか、と後悔…

スポンサーリンク

それもFAXだからだ。

ちょっとした生活の知恵なんかも伝えていた。
新聞紙をごみ箱の中に入れて
そのまま捨てちゃうなんて言う方法、
単純な方法だけど、
私はホホーっと思った。

日曜大工のこともね、ためになる。

爆笑ネタもたくさんあるけれど、
二人はマンガ家という職業について
語り合った。
それはある種、哲学だった。

そして生きると言うこと。

人からどのように思われているのか、
どのように見られているのか。

そんなことも二人は真剣に語り合う。

性格が違う二人だからか、
お互いのことを思いやり、
考えて、
慰めたり、
とても発展的に話を進めている。

名言もたくさん生み出されています!
それを読むと
本当にそうだ、その通り!
って共感できることも。

そして、お互いをさらけ出し、
恥ずかしい話や誰にも話していない話なども
語っていく。

でね、そういうことって、
結構誰にでもあって、
私にも十分思い当たる節があるんだよね。
「あ~みんな同じなんだ!」って思って、
それを相手が「そうそう」と相槌を打ってくれているような
そんな感覚になってくる。

それはFAXだからだろう。
FAXの魔法だ。
今でもFAXの交換日記は続いていて、
台湾では昨年12月に15巻が発行され、
累計で40万部を超える人気シリーズになっているのよ。
(台湾の人口は日本の6分の1だと考えると、
この二人のFAXは相当数の台湾人の目に
さらされていることになるね)

二人は外国に住み、
お母さんになっても
続けている。

最後の方で出版社の社長のハオさんのFAXも加わるが、
そこに書かれていた言葉。

「ファックス = 伝真」
はやっぱり”真”実を”伝”えられる…

そう、中国語でファックスは”伝真”。
上手に名付けたもんだ。

この本はね、
台湾のしきたりみたいなことにも触れているけれど、
全然台湾に興味がない人にも読めるし、
読んでもらいたいなぁって思った。

どこの国じゃない
普通の女性の気持ちを語っているんだよ。
どこにでもいる、そう、私やあなた。

彼女たちと違うのは
さらけ出せるFAX相手がいないことかな。

だから、自分も二人のFAXのやり取りの仲間になった感じで、
読める。

何度でも読みたい(笑ったり、考えたりしたい)と思うし、
続きももっともっと読みたいと思う。

まっ、中国語学習者としては
ちゃんと原文で読めるようになれればよろしいのですがね…

翻訳者の天野健太郎先生のtwitterアカウント
⇒ @taiwan_about
私もフォローしています♪

にほんブログ村 主婦日記ブログ 40代主婦へ


スポンサーリンク
NO IMAGE
この記事をお届けした
日々、いと楽し。- 自由が丘主婦の口コミレビューブログの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!

この記事が良かったらシェアしてね

このブログが良かったらフォローしてね

コメント

  1. 海狸 より:

    交換日記、気になってたのですが、
    こちらのブログを読ませてもらい、
    注文しました〜

    うちも長女が幼い頃、ママ友とFAXで
    やりとりしてました。
    お気に入りの可愛いFAX用紙、
    コピーして使ってたりしました。

    ほんとネットは便利でもあるけど、
    伝えるのが難しいこともありますよね〜

    字も書かないと忘れてしまいそうだし

    ちょうど最近本も読んでないなぁーと
    思ってたとこなので楽しみです〜(*゚v゚*)

  2. すずめ より:

    こんにちは。
    twitterのフォローもありがとうございます♪
    読ませていただいて
    お~っ! 同じ!!って思うことがたくさんあって、
    海狸さんのこと、気になっていました。
    (「バーモントカレー買え」とうるさいです!うちも)

    交換日記、癒されますよ~
    本当に自分も加わっているかのような錯覚を覚えます。

    そうですね、可愛いFAX用紙、いっぱいありましたね!
    FAXはFAXの良さがあったと思います。
    そして、時代の変化の速さに驚きますね。
    ついていけなくなりつつある自分が恐ろしいです(>_<) これからもお時間がありましたら、こんなブログですがお越しくださいませ。