「自由が丘のほがらかな出版社」のステキな本『自由が丘の贈り物 私のお店、私の街』を読んだよ

「自由が丘」
この地名を意識したのは高校を卒業したころかな。
縁もゆかりもない土地だったけれど、名前が素敵だと思ったんだよね。
なんだか、別世界のような、パラダイスのような、夢の国のような
そんな魅力的な響きがあった。

自由が丘に初めて行ったのは20年以上前、それから…

正直な印象として、何がどこにあるのかが全然わからず、
上手いこと歩くと偶然可愛らしいお店があった
という散策だった。

私が知っていた郊外の駅前のように大きなテナントビルがあるわけでもないし、
駅前ロータリーからの道は路地かと思うような道。
もしくは「自由が丘デパート」と呼ぶ、もろ昭和な建物。
ちょっぴり夢の国の印象は変わった。

何度か通ってみると、お気に入りの店を見つけ、
その店への決まったルートができた(そうでないと迷子になった)。

ケーキを食べる店、洋服を見る店、雑貨を買う店、
宝探しのようにワクワクして、見つかるとウキウキした。

子どもが生まれた頃、世間の自由が丘の注目度もさらにアップしてきた。
輸入の子ども服店が何件かあって、ご贔屓にしていた。
ベビーカーを押して歩くには不向きな場所だと思ったが、
友だちと連なってベビーカーを押して歩いていたっけ。

話題のお店がどんどんとオープンして、
というか、オープンする店は話題になり、
「おしゃれタウン」として名を馳せた頃だと思う。

私が見ていたのは自由が丘の上っ面の部分だったと思わせたステキな本

自由が丘のほがらかな出版社「ミシマ社」。
自由が丘の気持ち良さの秘密を知りたくて企画したこの本。

自由が丘の46の店主に話を伺い、
自由が丘ゆかりの著名人にエッセイを書いていただき、インタビューをした。
カラーの写真があるわけではない、おしゃれなお店が紹介されているわけではない。
店主の想いやお店の歴史が詰まった本です。

そう言えばこの店、昔からあるな~
というお店の店主の創業からのエピソード。
自由が丘から有名になったお店が、何故自由が丘を選んだのか。
店主のご贔屓のお店や仲良くしている店主の紹介。

自由が丘のお店の店主の”人”が分かり、
その店の魅力が分かり、
そして自由が丘の気持ち良さが分かる。

例えば、以前行ったポパイカメラ。

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このようにお店の方がお客さんに伝えたいこと、仕事への想いなどを
手書きで書いているんです。
ステキですね。

普通のガイドブックにはない、自由が丘を深く好きになる本だと思いました。

出版社の方々の自由が丘への想いが伝わってくる

各お店のページには
「ミシマ社メンバーによるひとこと案内」
として、そのお店への想いを綴っています。

そして、本のカバーはなんと地図。

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それも広げて、立派な地図になるという工夫。

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お店のセレクトは…

決して今話題のおしゃれなお店ではありません。
そういうお店は「Hanako」などにお任せすれば良いと思います。

特集されるとビックリするくらい人が増える!

でもね、そういうお店はいつの間にかなくなっていたりします。

この本で取り上げられているお店はこれまで自由が丘で過ごしてきた老舗か、
これからも自由が丘であってほしいな、と思えるお店、
もしくはずっとあるであろうお店です。
知る人ぞ知る、というお店もあります。
どこも店主が自由が丘を愛しています。
そして、店主の人柄を知り、こちらもそのお店と自由が丘を愛したくなります。

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うふふ、実は「ここの店主、苦手…」って思っていたお店も載っていて、
その方のお話を読んだら、悪い人じゃないことを知り、
今度からも通おうと思ったりしましたよ。

モンブランのモンブランが食べたくなってきちゃいました~

自由が丘をブラブラ散歩したくなる本です。

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